今日の一枚は私にとって、とても大切な一枚です。
アンドリュー・シンキンソン先生とのレッスンの一コマですが、
実は、いつ撮ったのかよく覚えていません。
たぶん、レッスンを終えて(というのも練習着を着ていないから)コーヒーをご馳走になっている時に
呼ばれて踊ったあの時かな~ と思うのですが、’95~’96年頃のものだと思います。
アンドリュー先生と私たちの出会いは、1988年の名古屋インターの時が始まりです。
アンドリュー・シンキンソン&ロレイン・バリー組は、その年の日本インターのアマチュア招待選手でした。
名古屋で初めて彼らの踊りを見た時の衝撃を今でも忘れられません。
まるで彼ら一組だけが別の世界にいるような、彼らにだけ別の時間が流れているような、
本当に見たことも無いような ”Fantastic”な世界でした。
私たちはすっかり魅了されてしまい、「いつか、このカップルに習いたいなア~」と強い憧れを持ちました。
それが実現したのは以外に早く、翌年の事でした。
大阪MW(私たちの所属する技術団体)でアンドリュー組を招聘してレッスンを行うことに なったのです。
私たちは卒先してお世話係を申し出て、そして、たくさんのレッスンを受けることができました。
アンドリュー組は、あの”Fantastic”なダンスからは想像できないほどフランクで人懐っこく、やんちゃ坊主で
私たちはすぐに意気投合してしまい、その関係は二十数年経った今も変わらず続いています。
アンドリューはその後何人ものパートナーと組み、私たちもその間ずっとレッスンを受け続けてきましたが、
レッスンの写真はこれ1枚きりです。
その頃は今のように、携帯で写真を撮ることも出来なかったので、
この写真は私にとってとても大切な一枚です。